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2004年12月17日

本日の昼食 041217

2時から浅草の「駒形どぜう」の隣の御得意様に行くので、なんか近くで昼飯でも食おうと早めに向かう。

そんなにぶらぶら探すつもりもなかったので、通りがかりにいい匂い(具体的なニオイではなくて、雰囲気が発する気配)をしている店があったのでふらっと入ってみる。

人上蕎? なんじゃこりゃ。

と思って店内やメニューを見回してみたら、どうも「蕎上人」と右から左へ読み、読み方は“そばしょうにん”のようだ。

大好きな鴨せいろは1,900円もしているし、その他全体的に高め。でもひるまずに大盛り+300円もつけちゃえ。

いやあ、びっくり。大きめの鴨ツユ猪口に、糸より細い葱が浮かんでおり、モッタリと表面全てを鴨の、艶のある浅黄色にも近い脂が覆っている。この時点で味を疑うことはもはやなく、水切れのよい、細めの蕎麦を香りと甘さを口中に、ひたすらたぐりこむ。

途中に小口切りされ小皿で添えられた葱を足したり、蕎麦湯で倍に割って(それでも濃いめ)たっぷりとすすったり、最後の一口に七味を入れてみたりと、ものすごく高い鴨せいろをものすごく満喫。

西新宿「渡邊」に続く、大好き蕎麦屋さん発見! という昼食であった。場所も価格も、そうそう行ける店ではなさそうなところが残念。

投稿者 jaykay : 2004年12月17日 18:40

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