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2003年12月09日
歩きタバコの本当の害悪
歩きながらタバコを吸う「阿呆」が減らない。
「私は阿呆ではない。ポイ捨てなどしないからだ」と携帯用灰皿を見せびらかす者。
「私は阿呆ではない。すれ違いざまに他人の手に火が当たらないよう気を付けるからだ」と主張する者。
まだまだ諸君は阿呆である。
「私は阿呆ではない。後ろを歩く人に煙を吸わせないよう、吸気しかしない。タバコ本体から立ち上る煙も全部吸気」という剛の者がいればお目にかかりたいところだが、そんな超人的技巧でタバコを吸う者をみたことはないし、吸気オンリーのスモーカーでポイ捨てもせず火の行き先に気を付ける者でも、実はまだ他者に害悪を与えているのだ。
歩きタバコ者の最大の害悪とは、「灰についての心配りがない」ところではないのか。デスクや、立ち止まっている際の喫煙時に、灰を灰皿に落とさずに吹き飛ばしたり、手を振り回して散らしたりする者はいないようだが、歩きタバコ者はどうだ。吸い殻を気にする者はやや多くなっているようだが、火の扱いを気にする者はやや減り、後方の煙を気にする者はほとんどおらず、まき散らす灰を気にする者は皆無であろう。
前方吸気、後方排気という意味合いではクルマも同じだが、重量あたり(つまり、お役立ちあたり)の大気汚染率でいえば排気規制の厳しいクルマより、歩きタバコ者のほうが汚染度合いが高いのではあるまいか。
歩きタバコ者の諸君。どうしてもやめられないと言うのなら、社会に対してクルマぐらいの使役は行い給え。小学生の鞄持ちよろしく駅から会社に向かう人々の鞄を規定重量以上(まあ、10kg程度が妥当だろう)持てば1本まで歩行喫煙が許されるとか、ポイ捨ての吸い殻掃除30本につき1分間の歩行喫煙ができるとか、そういう面白い取り組みでもよかろう。
「ポイ捨て禁止条例」ではなくて「路上喫煙禁止条例」である意義を、もう一度よく考えてみて欲しい。
投稿者 jaykay : 2003年12月09日 18:35
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